*** 小さくとものびのび暮らす家 ***

気配と距離感

 

近すぎず、遠すぎずという距離感は、とても曖昧で難しい。

例えば、独立した部屋ばかりでは何をしているのか、何を感じているのか、 さっぱりわかりません。

それが部屋ではなく、小さな壁の向こう側とか、扉のない隣のスペースだとか、 階段をはさんだ上下だったりとか、こういう空間が気配を感じるほどよい距離だと思うのです。

 

子供の頃を思い出すと、広い部屋にいてもソファの端っこや部屋の隅で本を読んだりしていませんでしたか?

居心地のよい空間とは、誰かの気配はするけれど、こじんまりとした小さなスペースだった気がするのです。

家族と一緒に家も育つ

家族の将来なんて誰にも分からない。

こうなればいいなぁと思う想像で間取りを固めてしまいます。木造住宅は、嬉しいことに増改築が比較的簡単に行えます。

最初から完璧につくろうとせず、家族の成長に合わせられるような柔軟な設計をおすすめします。

 

シンプルで丈夫な核をつくり、数年後、数十年後に暮らし方に合わせて家を変える。

想定外も楽しめる家づくりをしませんか?

やがては2人に

 

季節がめぐるように、子供たちも育ち、巣立ちます。

やがて夫婦2人の住まいとなり、子供たちの帰省を楽しみに待つようになるでしょう。

 

永く住む家ですから「今」だけに目をむけるのではなく、家族の成長も視野に入れて考えます。使われなくなった広い子供の部屋をどう使うか、結局、物置部屋になってしまいます。

であれば、子供部屋は小さくてもよいはずです。

庭に木を植えましょう

家と土地だけに予算を使い切ってしまうのはやめてください。

少し予算をとっておいて、庭に木を植えましょう。

新緑の葉は夏の日差しを遮り、落葉すれば冬の太陽をたっぷりと家の中に届けてくれます。

自然の仕組みは、どんな設備よりも優れた機能を持っています。

せっかく群馬に暮らすのだから、季節の移り変わりを自然に肌で感じて暮らしましょうよ。

未来を想う

 

大きなもの、たくさん持っていることは、何の自慢にもならない時代です。

2011年3月11日、日本の国土だけでなく経済基盤をも揺るがす東北地方大震災に見舞われました。

これからより一層の相互扶助意識が高まっていくでしょう。税金は上がり、あらゆる維持費が嵩み、ゴミの処理にも大きな費用がかかってくるでしょう。エコやエシカル(環境保全や社会貢献に寄与する消費)の意識は高まっていくことでしょう。

 

これからの暮らしは、常に目や手が届く小さな整頓された家で、シンプルな雑貨を手入れをしながら長く使う。子供たちの未来のために。

 

 

上の5枚の写真はすべて、当社の大切なお客様と施工させていただいた家の写真です。

皆様それぞれの個性と想いが凝縮した一邸です。

 

*写真とキャッチコピー・文章との関連は一切ございません。

モデルとして使用させて頂いております。